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双子物語 [映画こぼれ話]

「復活」を見ながら、そういえば崔洋一監督が韓国で撮った「ス」って映画も双子で復讐物だったなぁというのが、ずっと頭の隅っこにあって。
チ・ジニ主演。2007年に韓国で劇場公開された作品です。
soo.jpg
---あらすじ(amazon.co.jp より)---
警察にも暗黒街にも一目置かれている最高の殺し屋にして、最高の解決屋の“壽(ス)”ことテス(チ・ジニ)。自分の育ての親にしか顔を見せない素性の知れないスの願いは、19年前に空腹の余り、麻薬組織のボスの金を盗んだ自分の身代わりに捕まった双子の弟テジン(チ・ジニ) に会うことだった。
しかし、その願いが叶った日、スの目の前で弟は殺されてしまう。
テジンを殺したのは誰か!? 復讐心が芽生え、弟になりすまして犯人捜しを始めるテス。
しかし弟は刑事で、彼を追う立場だった。
テスはテジンの恋人ミナ(カン・ソンヨン)や同僚刑事のダルグ(イ・ギヨン)から疑惑の目を向けられ……
---あらすじ 終り---

それから、つい最近知った韓国映画「キリマンジャロ」も双子の話。
2000年に韓国で劇場公開。
キリマンジャロ.jpg
---あらすじ(amazon.co.jp より)---
刑事のヘシクと双子の弟でチンピラのヘチョル。ある事件の容疑者としてヘシクに追い詰められたヘチョルは、ヘシクの銃を奪って自殺。それが原因で解職されたヘシクは彼の遺骨を持って故郷のチュムンジンへと向かう。犬猿の仲だったはずの弟の死に動揺し、戸惑うヘシク。地元で有名なワルだったヘチョルに間違えられたヘシクは、そのままヘチョルとして彼の仲間たちと過ごすうちに、ある抗争へと巻き込まれていく―。
---あらすじ 終り---
こちらはパク・シニャン主演で双子の役。
アン・ソンギ様が出演されているので、いつか見たいところ。

【「復活」「ス」「キリマンジャロ」の共通点のまとめ】
 双子役は主演俳優が2役。
 双子の弟のほうが死ぬ。
 どちらかが刑事。
 弟が死んだあと、兄が弟のふりをする。

「復活」「ス」では双子が長年生き別れていたし、「キリマンジャロ」では犬猿の仲であったのだから、弟になりすますのは大変だったでしょうね。
クローネンバーグ監督の「戦慄の絆」の双子だったら入れ替わりオッケーってか、実際にやってたし。
ジェレミー・アイアンズが双子役。あぁ、ジェレミーさんがダブルでいたら、そりゃーもー・・・。
DeadRingers.jpg
と、これが書きたかっただけだったりして。長い前振りでしたな。

ところで、日本で双子の映画というと、本当の双子俳優を使った「デビルマン」「タッチ」が思い出されますが。
デビルマンのほうは「なんで双子なんでしょ?」ってギモンはあるけど、ある意味すごくインパクトあった忘れられない作品です^^;
「タッチ」は見てない。
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最近の三部作って [映画こぼれ話]

観る気しない。
「レッドクリフ」とか「20世紀少年」とか。
ちょっと前なら「パイレーツ・オブ・カリビアン」(こちらは1作目が売れたから3部作にしちゃったというほうか。4も作るという噂も聞いたからこうなったらシリーズ化か?)とか。
1作目は観て面白かったけど。

「ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)」3部作が大成功したせいで、こういうのが増殖してしまったのだろうなぁ。
LOTR3部作は、原作の「指輪物語」は読んだことなかったけど、ピーター・ジャクソン(PJ)が撮るというので制作発表の頃から楽しみにしていたものだ。
ちょうど世紀末の憂鬱な気分だったのだが、PJのLOTR3部作を見終わるまでは死ねないぞ、と妙にテンション高くなった覚えがある。
2001年から2003年にかけて上映され、その後SEEの上映もあったし、SEE3部作イッキミなんかも最近までやってた(まだやるかな?)。
LOTRで10年くらいは楽しませてもらってるかも。

もう3部作はおなかいっぱい。
全部上映終わってからDVDでイッキミするよ。
劇場で見れば良かったよ~と後悔するような映像だったら残念だけど。
でも、その頃にはでっかいテレビとブルーレイになってて、それで十分なのではないだろうかと思ったり。
誰かが、も~絶対観るべきだよ「レッドクリフ」~、とか、「20世紀少年」~、とかオススメしてくれたら観るかもだが。
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タイ映画「七人のマッハ!!!!!!!」で考えた [映画こぼれ話]

WOWOWで先日放送になったので、観てみました。
日本公開時には主役がネプチューンの名倉に似てるとか言って、バラエティ番組などでも
紹介されていたので、知ってる人は結構多いかも。(映画を観た人が多いとは思わないけど)

捨て身のアクション(最後にNGシーン集が流れるのですが、こちらもすげーです)
はさることながら、私が注目したのは、銃の扱いの上手さ。
すぐに頭に浮かんだのは、タイは徴兵制がある国だということ。
韓国映画でも俳優達が銃器を使う場面がかっこよく、自然。韓国も徴兵制がある。
それで、単純に、徴兵制のある国の映画ではガンアクションが自然なのかなーと思ったんだけれども。
ほとんどの男性は、本物の銃器を扱った経験があるんでしょうから。

普段、ガンアクション映画というのはあまり見ないけど、これからはそういう視点でアンテナ立ててみようかな。
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縦列駐車と石油 [映画こぼれ話]

「パリ、ジュテーム」と「ブラッド・ダイヤモンド」を観て思ったこと。おまけ編。

「パリ、ジュテーム」
最初のエピソードで、主人公の男性が路上駐車のスペースを探して駐車する場面がある。
路側駐車帯には、どうやって入れたのこの車たち、という感じでぴっちり車が繋がっている。
やっと見つけたスペースに、「狭いんだよ」とか、ぶつぶつ言いながら、前の車にコツン、後の車にコツン、・・・と繰り返しながら駐車するのである。
以前、イタリアに旅行したときにも、路地でそういう場所を見た。
「車のバンパーは、そのためにあるのよ」という話を、そのときに聞いたと思う。なるほど。
で、出るときにも、コツン、コツンを繰り返して、なのかなー?

「ブラッド・ダイヤモンド」
レオナルド・ディカプリオとジャイモン・フンスーが、隠したダイヤモンドを探しに行く途中で会ったおじいさんが、「石油がなくて良かった、良かった」とジャイモン・フンスーに語る場面があるんだけど。
これは、石油が出るなら、この国はもっとひどいことになっちゃう、という意味なんだろうが、あまりに唐突なセリフだよなぁ。
気持ちはわかるけど、この映画ではダイヤモンドだけにしとこうよ。


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わさおs.jpg
わさおさん(2009/06/14)