「王と私」

「王と私」全63話視聴終了。
あらすじなどは公式HPで>>>http://outowatashi.jp/

最初は面白いなと思って見てたのだけど、途中から飽きてきました。
最後まで見れたのは、内侍府命な信念の人チョ内官（チョン・グァンリョル）のおかげだと思います。

あと、ずっとチョ内官についてた護衛のト内官も良かったです。
この二人の終始一貫した確固たる関係があったから、安心して見れた部分が多いです。
チョ内官は、自分の考えもちゃんと持っているけど、人の話も聞き、柔軟な考えが出来る人物でした。
チョソンに会ってからは父性愛のような人間味も加わって、いろんな表情がステキで。

それに比べて、他のキャラは単純というか薄っぺらというか。
脚本が悪いのか、役者のせいなのか・・・。

成宗（コ・ジュウォン）とユン氏（ク・ヘソン）は途中で死んじゃうから、まぁいいとして(というかはっきり言って興味がない)、キム・チョソン（オ・マンソク）の役は主役の中の主役なんだよね？
三能三無の運命とかって大風呂敷な設定もそんなに生かされず、いつの間にか内侍試験に合格して、ユン氏が陰謀に巻き込まれるたびに濡れ衣を晴らそうとしているだけの人なのに、いつの間にか判内侍府事（内侍の長）にまでなってる、なんだかよくわからない人でした。

それから、悪役に魅力がなかった。皆、同じ感じで単調。
己の地位や財産に固執するか、出世しか頭にない。野心だけで信念がない。
私利私欲のために人を殺して高笑いって、やっぱりいやだ。
こんな人たちが国を動かしていたのなら、一般人は相当苦労していたに違いない。

中盤はほとんど早送りで見てたのですが、チビ燕山君（チョン・ユンソク）が出てきてから（31話～かな?）、この子に釘付け。とにかくかわいい。かわいすぎる。オアシスでした。

↑ 曾祖母様と一緒＾＾


「おーにゃ」っていうセリフがいいのです。「そうか」とか「わかった」のような感じで。
このとき、4歳くらいだと思うのですが、結構な量の時代劇なセリフも、かわいい舌ったらずな喋り方でこなし、泣きの演技も最高。くー(><)

プロフィール見たら、「太王四神記」「朱蒙」や、他にも結構たくさん出てるみたいです。


おまけ。
成宗が”生涯の思い人”ユン氏を横目にメロメロになっちゃう、妖婦オウル（ウ）ドン（於乙宇同）はキム・サランなのですが、顔変わってないか？

それはそれとして^^;、王とオウルドンの話が長たらしくてダレてしまうのですが、キム・サランのお色気というか妖気はすばらしかったです。
それに比べて、ドラマ終盤で燕山君が側室に迎える、韓国三大悪女なチャン・ノクスが地味でした。おいおい。やる気が感じられんぞ。