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琅琊榜な人々:靖王(簫景琰) [琅琊榜]

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靖王は石頭で頑固で水ばっかり飲んでるから、小殊と霓凰から ”水牛” って呼ばれていました。それから、お母さんに災難が降りかかるとキレます。(皇子はみんなマザコン^^;;)
戦場住まいが長く、皇帝から疎まれてもいたので、31歳にしてまだ郡王で正室は娶っておらず。でも側室はいるようなセリフがあったような。一度も姿を見せることなかったけど。

太皇太后の喪中なのに皇太子が宴会してた事件の際、蘇宅と靖王府をつなぐ密室通路で飛流に「誉王が毒蛇なら、私は何と呼ばれてる?」答えは「水牛」。
誉王との話を終えて迎えにきた梅長蘇を見つめる靖王。
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      (どうして私が水牛なことを知っているのだ、この人は)

ごまかすために叱られた飛流、かわいそうでした。
水牛が何のことかわからない蒙兄さんは、内心オロオロするだけで役立たず^^;;

思ったことをすぐに口に出してしまうのも、この方の特徴で。
謀士をいまいち信用できないので、闇炮坊の爆発事件のときに「もしかしてこれは蘇先生の策なのか?」と口にしてしまい、一緒にいた霓凰から「簫景琰!」と叱咤され、梅長蘇が「陛下に悪意はないのです」とフォローするも「いいえ、この人に限っては悪意です!」とか猛烈に攻撃されてた。
梅長蘇もあとで皮肉ってましたけどね。今後の対処について話をするときに
「なんで信じるんです?私があくどい策を講じるかもしれないのに」なんて。

衛崢が懸鏡司に捕まった際には、「どうしても救出する」ときかない靖王に梅長蘇は「仕方ありません。では策を講じましょう」と言いますが、頭に血が上っている靖王は「謀士なんて信用ならん。蘇先生の助けは必要ない」と去って行こうとします。
そこで梅長蘇から「簫景琰!待ちなさい!あんたはそんなに情義があるのに、なんで脳がないのだ!」と叱咤されます。
で、やっと話し合いになったときにまた梅長蘇からチクっと「私は所詮謀士ですからね」なんて言われて苦笑いしたり。

余談。このフルネームを言って叱咤するっていうの、韓国も同じなんですよね。面白いな。
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どちらのときも、この人はすぐに反省するのです。失言だったなって、素直に。で、忘れる。根に持たない性格のようで。
かわいい子です^^

このまっすぐな性格が後々幸いし、皇帝からも「こいつは表裏がなくてよろしい。廃太子や誉王みたいに裏でいろいろやらないし」と信用されて皇太子になるんだけど、実際はいろいろやってたんですよね。ははは。お父ちゃん、すっかり騙されました。
あ、やってたのは梅長蘇か。

以下、梅長蘇を見つめる靖王コレクション
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【琅琊榜】梅石楠 [琅琊榜]

九安山の行宮に滞在中、靖王が母である静貴妃と梅長蘇がやけに親しいのを怪しんで、いろいろと探りを入れていて。梅長蘇の父が静貴妃の命の恩人という話が本当かどうかを確かめるため、梅長蘇の父の名前をそれぞれに突然聞く作戦を実行しました。

まず、梅長蘇に問います。答えは「梅石楠」。
どう書くのか?と聞くと
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       石ころの”石” に 樹木の”楠” です (放送時の日本語字幕)

それからすぐに静貴妃のところに行き、同じ質問をします。
答えは同じ「梅石楠」。どう書くのですか?
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       石ころの”石” に 樹木の”楠” よ (放送時の日本語字幕)

もう、この場面は何度も何度も見ていて、ある時「あれ?字幕は同じだけど、なんだか言ってることが違う?」と思い中国語字幕を確かめてみると、梅長蘇は「楠」の説明で「楠樹的楠」と言い、静貴妃は「楠木的楠」って言っています。
意味は同じですけど、こういう細かいとこが気になる言葉オタクなのであります。

関係ないけど私の苗字には「石」入ってて、説明するとき「石ころの”石”」って言います。
ははは。それだけ。
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【琅琊榜】しゅんちゃんとにーほゎん [琅琊榜]

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霓凰は林殊を「しゅんちゃん(兄長)」、林殊は霓凰を「にーほゎん(霓凰)」って呼びます。
中国語の正確な発音とは違うかもしれないけど、私にはそう聞こえるということで。

本題。

霓凰郡主が梅長蘇を林殊だと見破ったとき。
太皇太后が亡くなったとき。
聶峰兄さんと再会したとき。
林家の位牌があるべき位置に戻ったとき。

梅長蘇は泣きました。そしてそのすべてに霓凰郡主の姿がありました。

このドラマは、靖王とか、蒙兄さんとか、飛流とか、黎綱と甄平をはじめとする江左盟の面々、藺晨などなど、梅長蘇大好きな男だらけの世界。景睿と豫津もだな。
その中で余裕かまして大丈夫!な存在が霓凰なのだと思うのです。

林殊と霓凰として再会し、もう離れたくないと思っても、なかなか会えない。
復讐に巻き込みたくないから、「君がいるとダメなんだ」とか言って遠ざけようとするし。危険な目にあわせないようにという理由もあるだろうけど、霓凰の前では梅長蘇のふりをしたくなかったんだろうな。
でも、霓凰も「太皇太后の墓守なら少しでも近くにいれるから、陛下に申し出てみる。それならいい?」って、もう健気でかわいくて。
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27歳にもなって嫁に行かない男まさりの武芸の達人で、皇帝が大々的に婿選びをやろうとしても、霓凰お姉さんラブな弟たち(穆青、景睿、豫津)がいろいろと妨害するのだけど、一連の妨害工作に一番貢献してたのが梅長蘇で。しかも相当楽しそうでしたよ。

その後、「霓凰が嫁に行かないのはあなたのせいだと噂になってるけどあなたの気持ちはどうなの?」って夏冬から問われて、「私は病弱で長く生きられないので妻帯しないのです。郡主とは友達であり、彼女には真の好漢でないと釣り合わない」なんて言ってた。そして、それは本心であるとも付け加えて。でも、もし真の好漢が現れたとしても、自分が生きているうちに霓凰が自分以外の人の嫁になるのは耐えられないんじゃないかしらと思う。

正月早々の太監殺し事件のあと霓凰が蘇宅を訪れ、膝に毛布を掛ける姿を見て手炉を手に持たせてあげる場面。渡す前に温度を確かめる霓凰の仕草も良くて、しゅんちゃんの手を包むように渡すのだけど
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その手が冷たい。
「どうしてこんなに冷たいの?」
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        冷たい水につけたから

霓凰の前だとちょっぴり強がってみたり。
しゅんちゃんもかわいい。

このドラマを見ていると、男同志のシーンが多いのでそっちのほうのいろいろな関係が面白くて、特に靖王との場面が大好きだったんだけども、何回か見ているうちに、梅長蘇(林殊)と霓凰の愛というかお互いを思いやる気持ちがいつもどこかにあって、いいなぁと思うようになった。
九安山で寝込んじゃったとき、意識を失う直前に甄平に「霓凰には知らせてならない」って告げるとことか。
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最終話で、戦場に行くことを決心した梅長蘇に靖王や藺晨は反対するのに対し、霓凰は黙って受け入れる。その気持ちを飛流に話す場面。
「林殊兄さんには、やりたいことをやらせてあげたいの。わかる?」
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     わかるよ

飛流と霓凰のこの場面が大好きなのです。

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【琅琊榜】勝手に深読み「父師」 [琅琊榜]

日本語字幕で見るのは楽だけど、文字数に限りある字幕に入りきれなかったり、あるいは翻訳しづらくニュアンスが伝わらない言葉があるはずなので、日々、中国語字幕とか英語字幕とかで好きな場面を見ております。
中国語は全然わかんないけど、漢字読んでなんとなく。
言葉オタクなもので、なんか気になって仕方なくなるのですよね。

私が一番好きな第45話の最後のシーンで、梅長蘇がうわ言で
「父師」
と言います。
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日本語字幕では「父上」、英語字幕では「Father」。
これ、林殊の父、林燮は赤焰軍主師であるので父亲でなく父師って呼んでたのかなと。
普通の人は自分の父親のことを「父師」とは呼ばないでしょうね。
なので、靖王はまずここで「え?」って思ってたところに、「景琰 別怕」(Jingyan. Don't be afraid.)って言われたので、「小殊?」って確信に近い思いに至ったんだろうなと思ったりして。でも、母静貴妃から「うわ言だからよく聞き取れないわ」とわざと相手にされず。その後、再び謎の解明を試みるも及ばず。かわいそうな景琰。
ちなみに靖王たち皇子は父である皇帝のことを「父皇」って呼びます。
こちらも日本語字幕では「父上」。

梅嶺でお父さんが崖の上から「生きろ!赤焰軍のために」って手を放す場面では「父亲」って言ってて
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第45話で聶兄さんに話してるときには「父師」。
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琅琊榜な人々:霓凰郡主(穆霓凰) [琅琊榜]

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林殊の許嫁。
雲南穆王府10万の軍隊を率いる琅琊榜達人ランキング10位のお方。
馬上の甲冑姿も美しく、九安山の戦いでも颯爽と現れて大活躍。
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』のガンダルフみたいな。(←分かる人には分かるでしょう^^;;)
靖王よりも活躍してたよね。ってか、靖王はあまり武術を見せる場面がなかったですね。

宮羽が兵士に変装して梅長蘇の天幕の警護をしていた話を聞いて
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「これからは蘇先生の警護は私霓凰がいたします」
って去って行くのがかわいい。わざわざ蘇先生って言ってるのがポイント^^

人前では「郡主」「蘇先生」だけど、二人だけでいるときは「霓凰」「お兄さん」。
「お兄さん」って言う中国語が「しゅんちゃん」って聞こえて、かわいい。
あと梅長蘇が「霓凰」って呼ぶときすごくやさしい声で好き。にーほわ~って感じ。

しゅんちゃん~
にーほわ~

来世ではお幸せに!ラブラブで!
林殊兄さん。来世の約束、絶対守って下さいね。
そこでは、穆王府のように美しい梅の花が咲いているといいな。
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わさおさん(2009/06/14)