SSブログ

台湾映画2本「海角七号」「練習曲」 [たまに物想い]

今年に入って台湾映画を2本観た。
1本目は「海角七号 君想う、国境の南」を劇場で、2本目は「練習曲」をDVDで。
台湾には一度だけ、15年前に行ったことがある。4泊5日で台北に滞在し、1日観光で花蓮にも行った。
また行きたいな~と思いつつ、今に至っている。

「海角七号」は、実を言えばツッコミたい部分がかなりあるんだけども、素人バンドのみんながいいので、それだけでOKな私なのです。
これまで私が観た台湾映画はそんなに数多くないですが、台湾先住民族の話が出る映画って初めてのような気がします。

この映画の舞台は、台湾最南端の恒春(ハンチュン)、墾丁(ケンディン)。
ロケ地マップはこちら >> http://www.kaikaku7.jp/map/
このあたりの道を「練習曲」の主人公も走っているはず。
ルートマップはこちら >> http://www.china-airlines.co.jp/hello/pic/2008-8-03b.gif

「練習曲」の監督は「非情城市」のカメラマン、チェン・ホァイエン。
主演はイーストン・ドン。この映画で俳優デビュー。もともとは美術デザイナーだということで、劇中で描いているイラストがかわいらしいです。

ギターを背負い自転車で台湾一周する聴覚障害者の青年。
海岸線沿いの道路をひたすら走りながら出会う人々。
田舎の風景も懐かしい感じ。カメラマン出身監督だけあって絵がきれい。

2年前から手話を習っていて、日本の手話が韓国や台湾の手話とかなり似ているという話を聞いていたので、もしかして台湾の手話が見れるかな?という、映画を観る姿勢としてはちょっと不純かもしれない期待を持って観始めました。
手話ですが、結論からいうと使われませんでした。主人公は左耳に補聴器を着ければ、なんとか会話ができるからです。

でも、それ以前に、この映画において主人公が聴覚障害者ということは重要でないということに気が付きました。
物静かで独特の距離感を持ち、でも、打ち解けた途端に極上の笑顔を見せてくれる青年の話です。

いつか、台湾一周してみたいと思います。自転車は無理だけど、列車で。

「海角七号」公式HP ※予告映像が流れますのでご注意 >> http://www.kaikaku7.jp/
「練習曲」@台湾シネマ・コレクション2008 >> http://www.cinemart.co.jp/taiwan2008/movie_01.html
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

わさおs.jpg
わさおさん(2009/06/14)