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一方通行な未熟者 [言葉あれこれ]

毎週水曜日は手話の日。
手話を習いはじめて早3ヶ月が過ぎた。
毎回10くらいの新しい言葉を習うのだが、新しい言葉を覚えると前に覚えた言葉を忘れてしまう。
それでも、3歩進んで2歩下がるみたいな歩みで、少しずつ手話で表現できるようになってきた。

昨日の講座のテーマは「今月何をしましたか?」。
新しく習った、曜日、一昨日、昨日、今日、明日、明後日、先週、今週、来週、今月、、、等々の時をあらわす手話を使って、各自発表することになった。

私は
1.お盆にダンナの実家に行って花火を見て、バーベキューをしてたくさん食べました。
2.先週の金曜日に映画を観ました。
3.一昨日、韓国語サークルで勉強しました。
というシナリオを作って発表に挑んだのだが・・・。

発表してみてわかったこと。
自分で表現することはある程度できるようになってきたが、相手の手話が全然読み取れないこと。

手話講座の講師は聴覚障害者で、基本的に講師は手話でしか話をしない(できない)。
先週までの講師は発表のときに途中で質問したりということがなかったので、とりあえず自分の考えたことを淡々をやっていた。
ところが、今週からの講師は好奇心旺盛なのか、途中でいろいろと突っ込んでくる。
私の場合「映画は何を観たの?」とか「韓国語で”ありがとう”ってどう言うの?」とか質問されたが、講師の手話が全然読み取れない。
あとで、冷静になって考えてみたら、私はその講師の手を見ないで顔ばかり見ていたのだ。
手話なのに!
手話を読み取るには、手と口(同じ手話でも口の動きの違いでいろいろな意味になる)と表情すべてを見ないといけないのに。要するに、無意識に、話を”声で”聞こうとしていた。
講座に同席する手話通訳さんの声を聞いて、やっと質問の意味がわかる始末。

手話を読み取る。
今後の私の課題。

若者ことばの使用例:『トランスアメリカ』TRANSAMERICAより [言葉あれこれ]

前の日記に書いたが、アメリカの若者の間で
like(みたいな)、awesome(すごい)、actually(ていうか)
などの若者言葉が蔓延しているらしい。
 ※()内の日本語訳は雑誌NEWSWEEK日本版2008-6.4号によるもの

この記事を読んだときに、あ、あれ、と思った映画がある。
『トランスアメリカ』
”女優”のフェリシティ・ハフマンが性同一性障害の”男性”を演じて話題になった。
男性から女性への性転換手術を間近に控えた主人公ブリーと、存在すら知らなかった彼の17歳の息子トビーが、ひょんなきっかけで出会い、ニューヨークからロサンジェルスへ車で旅をするロードムービー。
ニューヨークを出発してから間もないあたりの二人の会話にこの”like”が出てくるのである。
以下、DVDの日本語字幕、英語字幕から。
 ※DVDの日本語字幕ではlikeを「つーか」と訳している

(ナイキの靴を履きながらトビーがブリーに話かける。)
トビー「靴は3ドルさ。日本じゃいくらすると思う?」
"And the shoes? Three dollars, $1.50 each. You know how much theses things are worth in Japan?"
ブリー「3ドル?」
"Three dollars?"
トビー「つーか500ドルだよ。はいてたら襲われる」
"Like $500. Japanese people will kill for old Nikes."
ブリー「日本でははかないほうが無難ね」
"Then you probably should avoid wearing them in Japan."
トビー「つーか忍者に内臓を抜かれるかも」
"Yeah. I'd probably be, like, disemboweled by a ninja."
ブリー「”つーか”はやめて。”忍者に内臓を抜かれる”で十分よ」
"You don't have to say "like". "Probably disemboweled by a ninja" is sufficient."

その後も"like"言葉を使い続けるトビーにうんざりするように、ブリーが
「”つーか”ばっかり」”Like, like, like.”
とため息まじりに言う場面もある。

ところで、どうだろ?
私の感覚ではlikeは、「つーか」よりも「みたいな」のほうがしっくり来るんだけど。
どっちでもいいか。

今週のNEWSWEEK日本版(2008-6.4号)より [言葉あれこれ]

今週の名言・珍言 Perspectives(p5) の中から、面白かったもの。

お願いだから、皆さんの世代に大変な勢いではびこっている言葉のウイルスを取り除くためにできるだけのことをしてほしい。
ピュリツァー賞受賞作家のデービッド・マッカラー
ボストン大学の卒業式の祝辞で、like(みたいな)、awesome(すごい)、actually(ていうか)といった言葉の使用を慎むように頼んで

<原文>http://nwj-web.jp/perspectives/archives/20080604.htmlより
“Please, please do what you can to cure the verbal virus that seems increasingly rampant among your generation.”
Pulitzer Prize-winning historian David McCullough, in a commencement address at Boston College, imploring the students to cut back on the use of words such as "like," "awesome" and "actually."

若者言葉って同じなんだなぁ。
まぁ、若者でない私も「みたいな」「ていうか」は使うけど。

ハングルぐるぐる Part2 [言葉あれこれ]

今、訳あって、韓国語の文章を日本語に訳してる。(訳あって、訳してるってか。)
あまり時間がないので、ネットの翻訳ソフトで大雑把に訳して、細かいとこを修正するという方法でやっているのだが、これがなかなか大変。

1. 手持ちの辞書でも、ネットでも翻訳できない単語がある。
2. 日本語と同じで主語がない文章が結構あるので、わかりにくいところがある。
3. 日本語と韓国語は文法は同じなのだが、いろいろと細かいとこで違いがあり、
  なるべく日本人の(私の?)思考にあうように、文章を組み立て直そうと四苦八苦
  しているうちに、なんだかグルグルしてきた。

もお、いいじゃん、直訳で!
って最後には開き直るかもしれん・・・。


ハングルぐるぐる? [言葉あれこれ]

ハングルぐるぐるって、検索したらいーっぱい出てくるんだろうなと思ったら、やっぱそうだった。

韓国語のサークルに通うようになって2年ちょっと。
その前に、何年か適当に自分で勉強したりとか、韓国に遊びに行ったときに友人と話したりするうちに、なんとなく耳慣れる言葉にはなってた。
独学って、なかなかモチベーションが上がらないので、どっかサークルないかなーと探したら
月に1~2回の講座だけど、韓国人講師に教わることができる、安いとこが見つかった。
そこに通って3年目。その間に、ハングル能力検定試験というものも2度受験。
4級、3級と順調に合格してきた。

最近、韓国語の勉強があまり面白くなくなってきて、6月に受けようかなと思っていた準2級の試験も結局受けずだらだらと過ごしていた。
でも、たまたまNHKラジオハングル講座を聞くようになったら、再び最初の頃の面白さを感じるようになり、最近は意欲が戻ってきてた。

私、某ローカルSNSでハングルコミュの管理人やってるんだが、
私宛に、先日、思わぬ依頼のメッセージが届いた。
「9月にスポレク青森という大会があり、韓国語のアテンド通訳を探している。
 ハングルコミュの中でやれる人がいたらお願いしたい。」
という旨のものであった。

コミュの仲間の中には、十分できそうな人が何人かいるけれど、皆、
「やってみたいけど、自信がない」という返事。
私は、一念発起で、この先の2ヶ月ちょっと、ハングル漬け覚悟で申し込みすることにした。
その勢いで、11月のハングル検定で準2級、いっちゃいますか?
いけいけー、GO!GO!
・・・で、へたったら、ここでぼやくことにする。


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わさおさん(2009/06/14)